スイッチオフ

ブラのコンのミーのハー。

20200612_爆笑問題withタイタンシネマライブ#65

2020年6月12日(金)。タイタンシネマライブに行った。
前回4月のタイタンライブは中止になっていて、私の最後のライブ(観劇)は3月21日の玉田企画「今が、オールタイムベスト」だったから、約3か月ぶりに見るライブである。
今回は、事前のチケット販売はなく、TOHOシネマズの当日券のみ。発売時間の0時キッカリにホームページにアクセスする。
普段タイタンシネマライブが開催されるスクリーンの倍の規模の会場だったけど、1席飛ばしでしか客を入れないと事前にアナウンスされていたから、お客さんの数は変わらない。
普段から札止めになる会場である。チケットを取れる気がしなかった。
こういういわゆる「激戦」のチケット取りだってよく考えたら4か月はしていない。マウスを持つ手が緊張で震えていた。
が、あっけなく普通に買えたのだった。焦ってしまって、なぜかど真ん中の席だった。


19:30。仕事の関係でギリギリの到着。映画館のロビーで体温を測ってから入ったので、本当にギリギリの到着。オープニングが始まっていた。
5月のセーブポイント2020年5月のセーブポイント - スイッチオフ)でも書いたけど、久しぶりのライブでも別に感慨にも浸らず泣くわけもなかった。
目の前のスクリーンで繰り広げられるライブを見るだけ。
光代社長が言うには、出演者全員抗体検査をやったそうで、みんな普通にネタをやっている。漫才もコントもピンネタもいつも通り。
口が回らなくなってる人とかいるのかな、ってちょっと思ったけど、脳みそ夫さんがセリフを飛ばしたくらいだった。脳さんがタイタンライブでトチるのはよくあることなので、別に気にならない。
ただ、ミヤシタガクさんがタイタンを辞めてしまったので、いないのがさみしかった。
ライブが始まった当初はもはやソーシャルディスタンスに慣れ切った身としては、その距離感に違和感があったけれど、
だんだんと元通りの距離感に慣れて行って、やっぱり普段通りの漫才・コントっていいなぁって。
それが抗体検査の結果に基づいたかりそめのものだとしても。
だから、全員に検査をした光代社長の判断は英断だし、もっと抗体にしろ、PCRにしろ、検査がお手軽なものになればいいのにと思う。
制限のあるお笑いは見たくないので。
キュウ、日本エレキテル連合ウエストランドのネタが好きだった。


今回はなにより、コント赤信号を見れたのがよかった。
ネタは「暴走族のマジックショー」。ネタタイトルの文字を見ると「ゲームセンターみたいな靴屋」並みに訳がわからない。
エンディングトーク爆笑問題から「営業ネタ」と散々いじられていたけれど、リーダーはもとより、石井さんも小宮さんもスクリーン越しでも声が出ているのがわかる。
小宮さんお元気そうで。あのTシャツだけで2人が「暴走族」なのがもうおもしろい。
永遠と終わらない「待たせたな!」から始まり、「イェイ!」のあとは「ワォ!」です。


いつものワチャワチャとした出演者全員が集まるエンディングはなく、25分も爆笑問題と渡辺リーダー、そして寄席から駆け付けた神田伯山先生4人でトーク
今日弟子志望が来たという伯山先生、初対面だというのにリーダーを「おはようクジラの人*1」「講談の感想が浅い」といじる。
それを受けてリーダーも言わなくていいことまで話しちゃう*2*3。結果、全員楽しそう。
見てるこちらもとにかく楽しい。「人徳」ってこういうことなんだな、って腹落ちした。
後輩にゴリゴリにいじられるほどに、リーダーってめっちゃくちゃ愛されている人なんだ。
リーダーって、ぶっちゃけ今回いじられていたように女の子が大好きだとか、ダメな部分もたくさんある人だけど、
私の中では今まで「人徳のある人=菩薩みたいな聖者みたいな人」ってイメージがあったから、こういう風にダメな部分もさらけ出せることも含むんだって、すごく衝撃だったし、言葉の意味が腹落ちした。
最後ポケットからコーラ出して5秒で飲んで、決めるところは決めるし。そりゃモテたはずだわ…

*1:おはようクジラ - Wikipedia

*2:オダギリジョー合コン来る来る詐欺

*3:はとバスのバスガイドさんに電話番号渡す